云えない言葉

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私は根がひどくまじめなので、何か書こうと思うと緊張してしまい、その重圧から逃れるためについついふざけたことを書いてしまいます。でもたまにはまじめストレートで、10代の頃のように素朴な疑問をとめどなく溢れさせたいと思います。
ちなみに中学生の頃ある日突然、宇宙の理がいっぺんに閃いて、頭の中で言葉がとまらないのでノートに書きとめて友人に見せたのですが、なぜか口調が「〜じゃ。」だったことで失笑を買いました。


このお芝居がスタートしてからずっと気にかかっていることは、「云えない言葉」ということだ。
誰にでもあると思う、本当は云いたいのに云えないでいる言葉。

「言葉にできない」ということがある。言葉にできないことを言わないのは当たり前で、今更切ながる必要はないのだと思う。そんなものは後生大事に胸の中にしまっておけばいい。口に出したら腐る。
それよりも、言葉が鋳造されてきちんとできあがっていて、なのに口に出さない言葉の方が、気にかかる。そんなものがいっぱい溜まったら心臓が重さに耐えかねて破れてしまうかもしれない。もしくは胃。
言葉にできない気持ちは胸の中にあるのかもしれないけど、言葉にできている云えない言葉はきっと腹の中にしまわれているのだ。

云えない言葉には、たぶん3段階ある。
云うべき相手がその言葉を知らないでいて、云えない言葉。
云うべき相手もその言葉を知っていて、なのに云えない言葉。
云うべき相手の腹のなかにも同じ言葉があって、なのに云えないし相手も云わない言葉。

ひとつめは片想いとか一方的に腹を立てているとか、そういう状態。
ふたつめは恋人に好きだと云えない事だとか険悪な相手と波風立てないために嫌いと云わないとかそういう状態。
みっつめはお互いどう考えても好きあっていたり嫌いあっていたりして、一度も口に出したことはないけど確信があり、だけど何かの理由でお互いに口に出せない状態。

この話は長くなりそうだから、つづきは又今度。

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