君を食べたい

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先日、知り合ったばかりの人から「手がキレイ」と誉められました。
時々、誉められます。ほぼ100%、女性からです。
女の人は結構、細かいところまで見ていますからね。

でもそれは正確に言うと、「爪がキレイ」という意味です。
私は手も足も、たぶん平均より少し小さめなのですが、
爪だけがちょっと驚くくらい大きいので、
普通にしてても実際より指が長く見えるし、マニキュアなんか塗ると結構目立つのです。
真っ赤なマニキュアとか、小さな丸い爪に塗ると可愛らしくてよいものですが、
私が塗ると「人喰いオニババの手が血みどろ@食事中」みたいな
状態になっちゃうので、涙を呑んで諦めています。

皆さん、ご自身の爪をじっくりご覧になったことはありますか。
注意して触ってみたことはありますか。
爪って、健康状態がわりと素直に出るんですよね。
色もそうだし、強度とか割れにくさも出る。
でも一番分かるのは「滑らかさ」です。

栄養をちゃんと摂っていないと、爪はデコボコになります。
たとえば、1ヶ月前に忙しくてご飯がちゃんと食べられなかったとしますよね。
で、今現在は普通に食べているとすると、爪の中程が少し凹んでいると思います。
横に溝が走るような感じで。
触ってみるとよく分かります。
これが、長期的に食事や生活が不規則になると、表面が全体的に凸凹した感じになってたりします。
そんな風に、爪には「その人がどんな生活をしているか」が、記録されているのです。
レコードの溝みたい。

昔好きだった人の手指の爪は、ずいぶん凸凹でした。
手をつなぐたびにその生活のたいへんさが思いやられて、
悲しいようないとおしいような気持ちになって、一生懸命凸凹をさすったものでした。
だけど数年後に再会したときには、その手指の爪の表面にはどこにも溝なんか見当たらず、
つるんとした健康的な爪になっていました。
その人は何も言わなかったけど、
私は、その人が女の子と一緒に暮らしてるのを知っていました。
好きな人の爪を、滑らかにしておきたいなら、
凸凹になってからあわてて撫でさすってもダメなんだと思いました。
毎日、規則正しく摂取する栄養が、爪をつくるのですから。
一緒に過ごす食卓、その蓄積が、キレイな爪をつくるんだから。


なんでこんな話をしたかというと、
今日ペピンの人たちと恋愛の話をしていたのです。マクドナルドで。
ちなみにペピンはたまに、一晩中ノンアルコールで恋愛話を繰り広げちゃったりする、
放課後の高校生みたいなとこがあります。
でも高校生と違うのは、かなりストイックにやっているところですね。
あえて自身に恥を課しているというようなね。
たとえば胸毛が濃くても、真っ白いピタッとしたTシャツを素肌に着るみたいな。
繁ってる胸毛は、透けてても剃るな!みたいな。
今更ルーズソックス履いてみるみたいな、ね。ああむしろ紺のハイソックスの方がいいかな。

話がそれましたが、
今日はひとりのペピン男子が恋の迷路にまよいこんでいたので、
皆で詰めていたところ、ペピン女子のひとりが、
「その(好きな)子と一緒に何を食べたいの?」と尋ねてました。
それはけっこう核心的な問いだと思いました。

ちなみに、次にその問いを振られた私は咄嗟に「プリン」と答えてしまい、
やっぱり好きな人の爪をキレイに保つ女になるには、まだまだ遠い道のりだと思ったのでした。

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