時代劇beautiful

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時代劇が好きです。

最近見ているのは、「素浪人 花山大吉」です。
深夜、テレビの前に座って、とりあえずつけるのが
ケーブルテレビの『時代劇専門チャンネル』だからです。

なので、民放でリアルタイムに放送している番組はよく知らないです。
基本的に、再放送の古いやつばっかり。
そして、再放送されるだけあって、ある程度人気のあった作品が多いようです。

昨日から、「花山大吉」がカラーになりました。
それまで白黒だったので、画面がまぶしくてたまらない。
でも、「うわ!まさかこの袴がこの色だったとは」みたいなショックがあって、
一粒で二度美味しいです。
スタジオ撮影の夕焼け空(舞台のホリゾントで作るような夕焼け空)も
完全にニセモノって分かるんだけど、とても美しい。

刀を持たせたら負けを知らないが、緊張するとしゃっくりが止まらなくなる花山大吉と、
おっちょこちょいで人の好い無宿者・焼津の半次の二人組が
旅をしながら、色んな事件を解決していくロードムービー(?)。
この二人の関係性が、観ているとなんだか幸せになる。

焼津の半次がバカな失敗をやらかすたびに、
おっかない顔した花山大吉が「兄さん、国宝級の単純さだなあ」とかって大笑いするんだけど
そうすると、焼津の半次は「国宝級だなんて、旦那おだてちゃ困るや」なんて
バカにされてることも気づかずに照れて、また笑われちゃったり。
(時々、バカすぎて愛想を尽かされる)

そのくせ、花山大吉はおからが大好きで、おからを肴に酒を飲み始めると、
きまってべろんべろんに泥酔して、焼津の半次の世話になるんだよ。

エンディングテーマは、焼津の半次を演じている品川隆二さんが
半次の、花山大吉に対する気持ちを歌っているんだけど、それがまたよい。


それがどうした 男に惚れた
腕もきっぷも 腕もきっぷも
俺のうわてを ゆく旦那

(品川隆二/『風来坊笠』>>> YouTube


「友情」とはちょっと違う。「仲間」というのが一番近いけど、
男同士、お互いがお互いに惚れているというのが、キュンとするのです。
同性愛ではないよ。
お互いに「しょうがねえなあ」って言いながら、心の底ではリスペクトしてるみたいな。

時代劇を見始めたのは、2007年にやった『捕物』という公演のためです。
最初に決まっていたのは、「岡っ引が、牛を追いかける話」という筋だけでした。
別に時代劇が好きなわけでも詳しいわけでもなかったので、
脚本の参考にするため、たまたまやっている番組を、見られる範囲で見始めたのがきっかけでした。

今では、どんなに深夜に帰宅しても、時代劇を見ない日はほとんど無いし、
気に入った作品はできるだけ録画して、DVDで残しています。
とはいえ、いわゆる「長寿番組」は放映回数が多すぎて追いかけきれないので、
基本的に"一期一会"だと割り切って楽しんでいます。

ケーブルテレビの再放送がいい点は、
 ●連続物は、基本的に毎日放映される(次回まで一週間待つ必要がない)
 ●12時間サイクルで再放送。昼の1時に放映された番組は、深夜の1時に再放送される。
この2点のおかげで、かなり若者の時代劇に対する壁を低くしてると思います。
ただ「銭形平次」がね・・・夕方5時と早朝5時なのが、人気番組だけに残念だけどね。

私にとっては、時代劇チャンネルは「とりあえず流しっぱ」なもので、
MTVとかスペースシャワーTVとかつけっ放しにしながら、みたいな感覚になりつつあります。
もちろん、本当に好きな番組は集中して見るんだけど、
パソコンでメールチェックしながらとか、風呂上りに髪乾かしながらとか、
とりあえず髷と裃が視界に入ってて、「曲者じゃ!」とか聴いてると、満足なのです。
なんかPVみたいな感じ。だからもう観たことのあるエピソードとかでも、全然OK。
普段も、思わず主題歌を口ずさんじゃう。

だけど、時々感動して泣いちゃうこともあるんだ。
男の生き様のかっこよさに痺れて、震えちゃうこともある。
もちろん、テレビの前で、登場人物と一緒に笑っちゃう。

私は別に、時代劇の研究をしてるわけでも、造詣が深いわけでもない。
芝居をやっているけど、殺陣をやったこともないし(やりたくはなってるけど)。
はっきり言って、おばあちゃんおじいちゃんとも一緒に住んだことないし、
大人になるまで時代劇とまったく縁がなかったと言っていい。
でも、若い時代劇ファンのひとりとして、
時代劇の魅力について以前から書きたいと思っていました。


なので、勝手に「時代劇」というタグを作って、
今後、ここで時代劇について語るシリーズを展開します!


次回は、「ぶらり信兵衛 ?道場破り?」について書く予定です。
乞うご期待。

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