宮崎くんが教えてくれた慢心

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このブログに何かを書こうと思うとき、
書きたいテーマがあって書くよりも、
ブログにログインしてから書くことを考えている。
思い出すのはどういうわけか小学校のときの記憶が多い。

そこで、今日はそのときの話をひとつ。

小学校6年生のとき、運動会でリレー競争があった。
リレー競走に出るメンバーを選考するために体育の時間に
50メートル走のタイムを計り、脚の速い人から選ばれるのだ。

ぼくは小学校のとき、脚にはけっこう自信があったけど
リレーの選手になれるかどうか微妙なライン上にいた。

ライバルは3人か4人くらい居たと思う。

脚の遅い人にとってはただの体育の時間だけれども、
ぼくにとってはオリンピック選考レースに近いものがあったと
いまでも思う。

ここに学年一脚の速い宮崎くんというのが居て、彼は顔も
かっこいいし、脚も速いし、なおかつサッカーまで上手だった。
だから、宮崎くんはモテた。ぼくは別に宮崎くんに嫉妬し
なかったけれど、脚が速いのだけは本当に羨ましかった。

そんな宮崎くんが、順番待ちをしているとき、そっとぼくに
近寄って耳打ちしてきた。

「運動会のリレー出たいんだろ。俺、力抜くからさ、お前勝てよ。リレー出ろよな。」

よーい、ドン。ぼくと宮崎くんを含めた5人はスタートラインを切った。
ぼくは宮崎くんに勝てる。宮崎くんは力を抜くからだ。いける。

でも、ゴールテープを切ったのは宮崎くんの方だった。
宮崎くんは実際には全然力を抜かなかった。と、思う。
もしかしたら、宮崎くんの本気はマジすごくて、それでも力を
抜いたのかもしれないけれど、ぼくは追いつけなかった。

宮崎くんは本当に速かった。リレーの選手は宮崎くんが選ばれた。

ぼくはあの時負けた。校庭で呆然と立ち尽くす。慢心を覚えた12歳だった。

でも、なんで宮崎くんはあの時、耳打ちをしてきたのだろうか。
あのとき、ぼくはレースに夢中でそんなこと不思議にも思わなかった。
そんな宮崎くんは、いま、テレビ会社のディレクター見習をしている。
その両足にぼくはいつか追いつけるだろうか。

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コメント(1)

私は小学校の時頭が良くて、
クラスで唯一塾に行ってたくらい頭が良くて、
小学校の試験なんて一時間中五分で終わっちゃうような子でした。
特に国語は大得意で、満点以外とったことない子でした。

だけどある日の試験で、漢字を忘れてしまって困ってたら
隣の席にいた浅野君が鉛筆の先で自分の書いた正解を指してくれました。
浅野君は、めがねで頭も良くなくていつも鼻水たらしてた。
彼の書いた漢字は正解だったけど、私は写すことが出来なかった。
カンニングにたいする嫌悪感とかよりも、
そんな事して点を貰ったら浅野君に悪いと思ったからです。
試験は、95点でした。

宮崎君の話を読んで、浅野君を思い出しました。