友人に紹介されて『イカの哲学』を読んでいます。
(本の内容は集英社新書のウェブページから引用する形で下に掲載)
中沢新一さんが言っていることは、今の自分には
あまり響かなかったのですが、波多野一郎という
人の【体験と気づき】にとても惹きつけられました。
波多野一郎さんには失礼なんですが、彼の気づきを
私の言葉でまとめるならば・・・
「何かを極めんとすることで必ず壁にぶち当たる。
そのとき、ぶらり散歩に出たり、映画を見たりする。
壁と向き合わない行動をとっているときに、雷に
打たれたように道が開けることがある。」
そういうことかな、と思います。
「壁にぶち当たる」ところが重要です。
本気で壁にぶち当たる、その先に道は開けるのだと
私も思います。
芝居においても一本一本の作品はとても大切にしています。
ただ、ある周期でもって、壁にぶち当たりながら、しかし続ける
ことによって道が開けるのだと信じています。つまり、本気が
大事ってことですね。
2009年前半にして、マイ・ベストな一冊でした。
------本の紹介-----
特攻隊の生き残りで、戦後スタンフォード大学に留学した
在野の哲学者波多野一郎が、一九六五年に少部数のみ
出版した書『イカの哲学』。学生時代からこの作品に注目
していた中沢新一が、そこに語られている二一世紀に通
じる思想を分析し、新しい平和学、エコロジー学を提唱する。
イカが人間とコミュニケーションがとれたら、という奇想天外
な発想から、人間同士だけではなく森羅万象と人間との
相互関係にまで議論の範囲を広げ、本質的な意味での
世界平和を説く。『イカの哲学』全文収録。
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