テレビの思い出

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悟空はじめドラゴンボールのキャラクターたちの顔が突然
全員のり平になってしまう「ごはんですよ」のCMにはびっくりです。
確かに、小学生の頃は夕ご飯を食べながらドラゴンボールを観るのが
いつもの水曜日でしたが。(水曜だったよね?)

今日はちょっと恥ずかしい思い出話を書きます。

会社員をしていて、東京で一人暮らしをしてたときの話です。
ある時期、かなり苦手なタイプのクライアント(おやじ)を担当していたときがありました。
前夜にプライベートで相当しんどいことがあって、会社へ行くだけでも精一杯だったある日、
例のクライアントからきつく当たられて、トイレの個室に入ったまま出られなくなりました。
トイレから母のケータイにメールして、そのまま会社を早退しました。

別に、来てくれ、と言ったわけでもなく、ただ、しんどい、と書いただけだったのですが、
母がすぐに東京まで来てくれました。といっても、実家は神奈川です。
マンションの最寄り駅で待ち合わせたあと、日本橋三越に母を連れて行ったけど、
売り場の華やかさと賑やかさに圧倒されてしまって。
ぐるっと一周して、早々に退散してしまいました。
そのあと母と一緒に行ったのが、秋葉原の家電量販店でした。

当時私の一人暮らしの部屋にはテレビがありませんでした。
仕事が忙しくて、どうせ深夜に帰ってすぐ寝ちゃうし。
ひとりでテレビを観てる女の図って寂しすぎると思ったし。
実家に居たときでも、会社から帰ってきてテレビを観る体力なんてありませんでした。
「テレビが要らない人」みたいなのに憧れていた、というのもあります。
なんか高尚な感じがするでしょ。

母はその場で私に、お店で一番小さい液晶テレビを買ってくれました。
親に何か買ってもらうのなんて久しぶりだから気恥ずかしかったです。
「テレビも無いなんて寂しすぎる」というのが、母の言い分でした。

私の部屋で、母とふたりで、買ってきたばかりのテレビで、
なんかどうでもいいバラエティー番組を観ました。
テレビ台とかないから、テレビが入っていたダンボール箱の上に載せて観ました。
結局、引っ越すまでそのままになってしまいました。

その晩、母は私の部屋に泊まっていきましたが、
結局、何が辛かったのかも、何に悩んでいるかも、話せませんでした。
私のベッドにふたりで並んで座って、柿の種をつまみながら、テレビを観ました。

実家に戻ってきて、母が一日のうちのいかに長い時間を、
テレビの前でひとりで過ごしているかを知りました。
もちろん、私たちが子どもの頃は違いました。毎晩一緒にテレビを観ていました。
加トちゃんケンちゃんも、クイズダービーも、ドラゴンボールも。
でも、私たち子どもが社会人になってからは、母はほとんど一日中、ひとりでテレビを観ていました。
今はできるだけ、母がテレビを観ているときは、母の隣にいたいと思っています。
母の隣で、テレビじゃなくて、ノートパソコンの画面に向かっていることの方が多いけど。

私は相当マザコンです。一生、マザコンを卒業するつもりもないですが。


ところで、桃屋のサイトが可愛かったので、よろしければぜひ。
心和みます。

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