正月もやもや/悲しくてやりきれない

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ペピンブログ、大変ご無沙汰しております。
今年の再設計ペピンは、(例年より)たくさん公演をやる予定です。
2010年も、どうぞよろしくお願いいたします!

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正月の鶴岡八幡宮。
階段の下には、実は人が溢れかえっているのですが、カットしました。
ロープが張ってあって、お参りする人たちを制限しているのです。
左側に見えるのは有名な大銀杏で、もはや化石みたいになってる巨木です。

正月はやることが積もり積もってしまって(自業自得)
ずっとパソコンの前にいたんですが、なんとかお参りだけ済ませました。
青空が、氷みたいな
冬の色でした。

特に冬の、寒い晴れた日には、ザ・フォーク・クルセダーズの
『悲しくてやりきれない』な気持ちになります。
(昨年の話ですが、加藤和彦さんのご冥福を心よりお祈りします)


悲しくて 悲しくて とてもやりきれない
このやるせない もやもやを 誰かに告げようか

( 『悲しくてやりきれない』 >>Youtube


正月早々、湿っぽい話のようで申し訳ないのですが、
私はこの歌は、パズルの最後のピースみたいだと感じます。
(何のパズルだか分かりませんが)
みんな、こういう悲しみの先のことばかり歌ったり喋ったりしていて、
その根っこにある、このもやもやした意味不明の悲しみのことを
本当に語ってくれる人が、少ない気がするのです。

もっと別のことを歌った歌、たとえばラブソングでも、そんな「もやもや」を感じさせることはあります。
でも、何かを通じて「もやもや」を感じることはあっても、「もやもや」を直接指さすことは
「もやもや」そのものを語る機会は、意外と少ないんじゃないかと思います。

私は、生きていたら悲しいことばかりじゃないと思うし、
楽しいことや幸せなことが、悲しいことの何十倍もあった方がいいと思う。
だけど、この「もやもや」はいつも、楽しいことや幸せなことの根底に流れていて
ある晴れた冬の日とかに、世界が広すぎることとか、本当は終わりがないこととかを、
私たちに思い出させるんじゃないかと、思います。

それのせいで、死にたくなっちゃう人もいるのかもしれないけど、
やりきれないって言いながらも前に進むためには、「もやもや」をちゃんと指さして、
「ほら、もやもやだよ」「もやもやだよね」って、誰かと共有したいんです。

雲をつかむような、ってよく言いますが、
つかめない雲をつかみに行くような、そんな勇気と、元気が要るのです。


私の文章も、霞がかってますね。すみません。
早春はそんな季節ですよね。
「もやもや」を指させる人になれたらいいなと思っています。
今年も、そんなブログを書いて、そんなお芝居を作りたいです。
あけましておめでとうございます。

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コメント(4)

いい歌だね。。

公演楽しみにしてます。

ありがとうございます!!

下田くんの最新記事にもありますが、『トンカツであーる』公演特設ページがオープンしています。
近日中に、プレトークとして、長さんの作品や絵本にゆかりの深い方との対談が掲載されます(掲載時にブログでも告知いたします)。
是非遊びにいらしてみてくださいね。

http://pepin.jp/stage/tonkatsu/

よろしくお願いいたします。

ええ本当に。。
『帰ってきたヨッパライ』と裏表一体な感じがします。