2010年3月アーカイブ


先日は、『スピードの中身』にお運びいただいた皆さま、どうもありがとうございました!
三渓園(横浜)と、航空発祥記念館(所沢)では、だいぶ違うお芝居になっていて、
全ステージ見ていた私も毎回ほんと楽しかったです。
来てくださった皆さまも、楽しんでいただけようでしたら嬉しいです。


お知らせ続きで、すみません。
今週26日(金)に、BankART Studio NYKで開催される公演で、
アフタートークにゲスト出演(生意気に!)することになりました。
あえて稽古も、もちろん本番も拝見していないのですが
公演webを拝見しても、なんとも胸騒ぎのするお芝居なので、
よかったら、私も居る初日に、ぜひ遊びにいらしてください。

COLLOL
『このままでそのままであのままでかみさま』
2010年3月26日(金)?30日(火)
平日20:00 土日17:00開演 上演時間65分
BankART Studio NYK / NYKホール

昨年2月、「横濱リーディング」という企画でご一緒させていただいた
COLLOL(読み方:ころーる)という劇団さんです。
主宰の田口アヤコさんは「演出家劇作家女優」で、
つまりは作演出をしながら出演もされています。
(あ、私も一応そうですね。そんなお話もするかもしれません)
劇団山の手事情社、指輪ホテルなどを経て、
ご自身のユニットCOLLOLを立ち上げたとのこと。
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俗でなまなましく
血のかよったあたたかく
色彩ゆたかにかぐわしく
夢みるようにうつくしく

(オフィシャルwebより)
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そして今回は、旧約聖書の『ヨブ記』を題材にした作品なのだそうです。
実は私も、COLLOLの本公演を拝見するのは初めてなのですが、
ちょっと、なんだか、観るのが怖い気もします。
春の夜、ふわふわと酔ってどこかへ魂が飛んでいきそうな。
そんな気がします。

トークの後は、PUBで一緒に酔っ払いたいです。誰かと。
だから誰か居てください。


COLLOL 『このままでそのままであのままでかみさま』
http://homepage2.nifty.com/taguchiayako/god/

※ちなみにこれはホットニュースなのですが、
今夏、韓国での国際フェスティバルに招聘されることが決まったそうです!
東京でも上演されるそうで、今から楽しみです!

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最近ちょっとブログの更新がにぶいです。
ペピンもついったーを始めたり、
それもペピンのアカウントと自分のアカウントと両方あったりして
アイディアもアイディアのまま瞬発力で出しちゃうサイクルに慣れて、(それはそれでいいのだが)
頭の中が、なんとなく拡散していく傾向にあるような。単に風邪のせいだろうか。

なんですけど、ちょっとそこをぎゅっとして
ブログで書けることを多くしていきたい気分です。
140文字では終わらないことを。ええ。

脚本で参加させていただいている、『スピードの中身』ですが
横浜公演が終わり、今週末は所沢に移動します。
最寄り駅は「航空公園駅」です。

所沢は、「日本の航空発祥の地」なんだそうです。
この歴史にちなんだ「航空発祥記念館」という博物館が会場です。
実際に使用されていた軍用機など、たっっくさんの飛行機が展示されていて、
実際に乗れたり触れたりもします。
飛行機の操縦シミュレーションとかも出来ます。
※ただし、開演時には博物館は終了しているので、遊ぶ場合は早めにご来場を。

横浜公演をご覧になった方はお分かりになると思うのですが、
このお芝居を、本物の飛行機がいっぱいある前で観ると、
だいぶドキドキする感じになると思われます。

もう土曜は完売で、日曜のみになってしまったそうですが、
よろしければ是非、遊びにいらしてください。

中野成樹+フランケンズ『スピードの中身』

当日パンフレットに書いたことと重複するけど、今回この作品に携わって考えたこと。

ブレヒトの原作を読んだとき思ったのは、「悲壮な覚悟でボケつづける道化のようだ」ということで
それはまさに「ツッコませる」(批評させる)ということなのだけれど、
誤意訳というのも、「誤」と断っている以上、ある種の「ボケ」だと、私は思っています。
だから「ブレヒト」を「誤意訳」するのは、ボケにツッコむんだけど、そのツッコミもまたボケている、
という状況に似ていると思います。
だから、ブレヒトをやっているというより、どこまでも誤ブレヒトをやっているということにしかならない。
だけど誤ブレヒトであること自体が、すごくブレヒト的なんだと思う。

その「ボケ」は、ものすごく真摯で本気な「ボケ」なんだけれど。
というか、どんな「本気」もそんな風にしか、他人を当事者には出来ないのかもしれないな。

改めて考えてみると、
「誤意訳」と「ブレヒト」の間に自分が挟まれているのが不思議な感じがするけれど、
多分そこには何かしらの文脈があって、というか自分では気づかなくても文脈に含まれていて
それを見極めるのが、いまの自分にとって大事な気がする。
自分のことって、意外とぜんぜん、自分ではわからないものですね。

200911261511000.jpg

所沢で、飛行機たちとともにお待ちしております。

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直前になってしまったのですが、
今週末3/13(土)-14(日)と来週末3/20(土)-21(日)に
脚本で参加させていただいている舞台があります。

中野成樹+フランケンズ『スピードの中身』

今週は、横浜の「三渓園」という日本庭園にて、
来週は、所沢にある、飛行機の博物館にて同じ脚本が上演されます。
・・・結構すごい企画です。

中野成樹+フランケンズ(以下、中フラ)は、大好きな演出家さん+役者さんの集団です。
中野さんには、ペピンの公演のトークゲストとして、たびたびお越しいただいています。

ご存知の方も多いかとは思いますが、
主に、海外戯曲(翻訳劇)を、「誤意訳」という手法で上演されています。
ちなみに今回はドイツ演劇で、大西洋横断飛行をモチーフにした作品です。
というか、ブレヒトです。


「疲れてますが先へ進みます。」
チラシに書かれていて、
それを読むたび、私はどうにも泣きたくなってしまうのです。


というか私は、中フラのお芝居を観ると大抵泣きたくなっています。
すてきに愉快なシーンであればあるほど、やられる。
別に泣かせるつもりはない、というかむしろ泣かれても、中フラの皆さんは困ると思いますが。
客席で泣いてるお客さんも、見かけたことないし。

中フラのお芝居たちは、どうにも、私にとっては切実で、しょうがないのです。
今回も、なぜか客席でひとり泣いている可能性が高いです。
ごめんなさい。


中野成樹+フランケンズ『スピードの中身』
http://www.frankens.net/
作:ブレヒト『折り合うことについてのバーデンでの教育劇』より
演出:中野成樹
誤意訳:石神夏希(ペピン結構設計)
■三渓園公演/横浜 →会場はコチラ
2010年3月13日(土)、14日(日)15:00開演
■航空発祥記念館公演/所沢 →会場はコチラ
2010年3月20日(土)、21日(日)17:00 開演


当日は、私も劇場でお待ちしております。
お時間に余裕のある方はぜひ早めにいらして、
園内・館内もご観覧ください!
(色々と、おもしろいので)

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今日は、春の猫のように、落ち着かない。(盛りという訳ではない)
胸の動悸がおさまらないのは、不整脈のせいで、恋ではない。
あるいは嵐の予感。でも天気予報ではない。

胸の真ん中で、鳥が啼いているような感じがするんだなあ。
終わりが開始の合図であるような、そんな予感。


サヨナラ さめた時よ
あの娘が僕を呼んでいたから
終わりさ もう終わりだよ
今日からは 2人ぼっち

(FISHMANS 『頼りない天使』)


世の中には、美しいことが沢山あって、
誰かが「美しい」とか「美しくない」とか云うのは傲慢以外の何物でもないんだけど、
だから口をつぐんで、静かに見守るのが一番だ。
奇跡が起きていると気づいたときは。

奇跡が起きているせいで、いま不整脈です。
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