誤ブレヒト/スピードの中身・その2

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最近ちょっとブログの更新がにぶいです。
ペピンもついったーを始めたり、
それもペピンのアカウントと自分のアカウントと両方あったりして
アイディアもアイディアのまま瞬発力で出しちゃうサイクルに慣れて、(それはそれでいいのだが)
頭の中が、なんとなく拡散していく傾向にあるような。単に風邪のせいだろうか。

なんですけど、ちょっとそこをぎゅっとして
ブログで書けることを多くしていきたい気分です。
140文字では終わらないことを。ええ。

脚本で参加させていただいている、『スピードの中身』ですが
横浜公演が終わり、今週末は所沢に移動します。
最寄り駅は「航空公園駅」です。

所沢は、「日本の航空発祥の地」なんだそうです。
この歴史にちなんだ「航空発祥記念館」という博物館が会場です。
実際に使用されていた軍用機など、たっっくさんの飛行機が展示されていて、
実際に乗れたり触れたりもします。
飛行機の操縦シミュレーションとかも出来ます。
※ただし、開演時には博物館は終了しているので、遊ぶ場合は早めにご来場を。

横浜公演をご覧になった方はお分かりになると思うのですが、
このお芝居を、本物の飛行機がいっぱいある前で観ると、
だいぶドキドキする感じになると思われます。

もう土曜は完売で、日曜のみになってしまったそうですが、
よろしければ是非、遊びにいらしてください。

中野成樹+フランケンズ『スピードの中身』

当日パンフレットに書いたことと重複するけど、今回この作品に携わって考えたこと。

ブレヒトの原作を読んだとき思ったのは、「悲壮な覚悟でボケつづける道化のようだ」ということで
それはまさに「ツッコませる」(批評させる)ということなのだけれど、
誤意訳というのも、「誤」と断っている以上、ある種の「ボケ」だと、私は思っています。
だから「ブレヒト」を「誤意訳」するのは、ボケにツッコむんだけど、そのツッコミもまたボケている、
という状況に似ていると思います。
だから、ブレヒトをやっているというより、どこまでも誤ブレヒトをやっているということにしかならない。
だけど誤ブレヒトであること自体が、すごくブレヒト的なんだと思う。

その「ボケ」は、ものすごく真摯で本気な「ボケ」なんだけれど。
というか、どんな「本気」もそんな風にしか、他人を当事者には出来ないのかもしれないな。

改めて考えてみると、
「誤意訳」と「ブレヒト」の間に自分が挟まれているのが不思議な感じがするけれど、
多分そこには何かしらの文脈があって、というか自分では気づかなくても文脈に含まれていて
それを見極めるのが、いまの自分にとって大事な気がする。
自分のことって、意外とぜんぜん、自分ではわからないものですね。

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所沢で、飛行機たちとともにお待ちしております。

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